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FinTechとIoTが実現する自動車ローンの未来: Global Mobility Service

「若者の自動車離れ」という言葉を昨今よく聞く。若者側からしたら、「自動車の若者離れ」と反論したくなるそんな世の中に対し、画期的なFinTecサービスが Global Mobility Service(以下GMS)株式会社から生まれた。

Global Mobility Service株式会社 とは

サービス紹介に移る前に、簡単にサービスを運営している企業について説明しておこう。

GMSとは、中島徳至氏が2013年に設立した企業で、従業員数は120名程。フィリピン、カンボジア、インドネシア等ASEAN各国に展開をしているスタートアップ企業である。Mobility×IoT×FinTechという領域を得意としており、2018年6月にはイオンフィナンシャルサービスなど10社を超える東証一部上場企業から11億円の資金調達を行っている。

GMSが仕掛けるFinTec × IoT

皆さんは自動車ローンを組んだことがあるだろうか。自動車ローンを組む際に必ず行われるのが「与信審査」である。この与信審査を問題なく通過することができれば、はれて自動車ローンを組み自動車を保有することができるのだが、中にはその審査に落ちてしまうことがある。

  • 自動車ローン会社の申し込み要件を満たしていない
  • 就業状況が芳しくない
  • 借入金に対して収入が十分ではない
  • 過去に支払の滞納、未払がある
  • 現在大きな借入がある

一般的にはこういったことに該当する方が審査に落ちやすいのだが、勤続が浅かったり一時的に求職中だったり、返済の意思・能力があるにもかかわらず与信の基準が高い故に審査に落ちてしまっている方もいる。

そんな「与信審査に通らない方にも自動車ローンを組めるようにする」サービスである

これを実現するのが、 GMSが独自の技術として 開発しているIoTデバイス「MCCS (Mobility-Cloud Connecting System) 」というものだ。

車両遠隔操作デバイス「MCCS」とは

MCCSとは簡単に言うと、車両遠隔操作デバイスである。

一般的なスマートフォンよりひと回り大きなMCCS
この端末により自動の遠隔操作、現在地などの情報を収集可能にする。

この黒い端末は、車に装着することにより遠隔でエンジンの起動制御や位置情報のリアルタイムでの把握を可能にする。自動車ローンの提供している会社は、ローンの支払が滞った際には、夜間など安全の面に考慮したタイミングでエンジンをかけられない状態にすることができ、また、ユーザーから支払がされた場合には直ちに制御を解除し、走行可能にすることができる。

悪質な滞納や、第三者による盗難が発生した場合には、車両の位置情報を特定することで確実に車両を回収することが実現可能になり、ファイナンス企業の貸倒れリスクを軽減することができ、従来の審査方法では通過しなかった層にもローンを提供することができるようになった。

現在GMSのサービスはASEAN地域で2000台を超える車で利用されていて、毎月導入台数が200台ペースで増加しているとのこと。日本では、住信SBIネット銀行や住友三井オートサービス、Cedynaなどのファイナンス企業と提携。

2018年4月より、株式会社ジョイカルジャパンから「乗れMAX」という形でサービスを展開している。(サービスサイトはこちら


Global Mobility Service株式会社コーポレートサイト

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