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バトンズで事業継承をスムーズ化!経営と思いを次世代につなぐサービス

バトンズで事業継承をスムーズ化!
経営と思いを次世代につなぐサービス

会社を成功させた経営者にとって、自分の仕事を継承してくれる「跡継ぎ」を探すことは大変なことだ。その点を踏まえ、事業継承のサポートをするバトンズができることや、バトンズがこれから広げようと考える事業の可能性について考える。

以前に比べ、会社や自営業の跡継ぎ問題は深刻になっている。そのため、貴重なビジネスが廃業するケースもあり、日本経済にも影響を与えているといっても過言ではない。そのなかで、インターネットにより事業継承の橋渡しサービスを行っており、数多くの成約数を誇るのが「バトンズ」だ。バトンズではどんなことを行っているのか。そのサービス内容を紹介し、日本の跡継ぎ不足問題について解説する。そして、従来のM&Aで今起きている跡継ぎ不足の課題に何があるのかを概観し、バトンズが今後考えるサービス展開にどのようなものがあるのかを見てみよう。

バトンズでできること

経営者が自分の仕事を次の世代に引き継ぐための橋渡しをする会社として、バトンズが今脚光を浴びている。では、バトンズはどんなことができる会社なのだろうか。バトンズはインターネットにより、オンラインでの事業継承のマッチングサービスを行っている会社である。跡継ぎを探すだけでなく、「士業」といわれる経営のプロや金融機関が「継承アドバイザー」として、交渉の手伝いをしているのが特徴的だ。さらに運営会社のM&Aのノウハウを使って、実際に事業が引き継がれた後のトラブルやリスクを軽減させることができるため、スムーズな継承ができるのが強みだ。国内では最大の事業継承マッチングサービス会社で、2019年初期の段階では、累計で登録ユーザー数が22,000人を超え、実際に「橋渡し」ができた数は180件となっている。 日本において跡継ぎを探すことは、その子息や親戚などに引き継がれることが多く、あまり問題にはなってこなかった。だが、現在は少子化の影響もあってか跡継ぎが少ないため、ニーズが高く貴重なビジネスがなくなってしまうことも多く、問題となっている。また、外部から跡継ぎを見つけることは多大な時間や費用がかかり、無事に跡継ぎが見つかっても経営が困窮するケースも数えきれない。バトンズではインターネットを使ってサービスを展開しているため、より多くてよいマッチングが望め、さらに費用も抑えられ、専門家も多く配置しているので、たくさんの良好な「橋渡し」を行うことができている。

日本中で起きている跡継ぎ不在問題

事業を最初から立ち上げるベンチャー企業や、秀でた技術やアイデアを元に展開するスタートアップ事業は、資金的な面や経営の難しさから生き残りが難しくなる場合がある。だが、すでに企業していて顧客がついている会社であれば、そのメリットを生かして経営が容易になる場合も多い。その意味で事業継承はメリットといえるのだが、その跡継ぎ問題は深刻だ。今や日本中で起きている「跡継ぎ不在問題」だが、それを難しくしている要素は複数存在している。中小企業の場合、会社を引き継ぎたいと思う場合に対象として思い浮かべるのは、その家族や親せきの人たちであろう。以前であれば、子息など関係者の家族の約9割が跡継ぎとなっていて当たり前のように親の会社を受け継いできた。だが、現時点では約6割しか跡継ぎになっていないという現実がある。理由としてはいくつかあるが、大学進学率が上がり、卒業後に安定した大企業に就職したり、専門的な仕事に就き、跡継ぎとなってくれないケースが増えているようだ。そうでなくても、親の仕事を陰なりに見ていて、その大変さから跡継ぎとなることに二の足を踏むことも多いようだ。そうなると、自社の社員などに譲渡することを考えるようだが、その場合にネックとなるのが譲渡価格と経営能力だ。会社が順調で無借金経営の場合は譲渡価格が高くなる傾向になるし、借金経営をしている場合は、借り入れ保証や担保提供が必要になり、家族が反対するケースもある。さらに従業員としての能力と経営能力には違いがあるため、難しさがある。

従来のM&Aの難しさ

M&Aとは、ManagersandAquisitionsの略で、企業の合併や買収を指し、二つ以上の会社が一つになる合併、ある会社がほかの会社を買い取る買収以外に、提携を含める言葉としても使われる場合がある。M&Aで成功するためにはいくつかの要素があるが、一つにはマッチングがある。マッチングは企業の組み合わせであり、相性でもある。お互いの企業が一緒になった場合、互いに補完し合う関係で業績が上向きになれるか、企業風土などが類似していて従業員が違和感なく働けるかなどが大事だ。さらに合併・買収での条件交渉もある。仮に企業としての相性がよかったとしても、M&Aにかかる価格が高すぎれば、本来の業績向上を生むことが難しくなるからである。加えて、M&A後のアフターケアも大切な要素だ。売り手側の企業に派遣する役員の人選などは、売り手側の従業員のやる気やモチベーションに影響を与えることが多く、そのことはM&Aを本当の意味で成功させるかどうかのかぎとなる。このようにM&Aについて考えてみると、売り手と買い手が存在しており、その双方の想いを満足させることが大切であることがわかる。従来のM&Aが難しいのはこの点にある。売り手となる企業は、買い手側の企業が、この取引きをやりたいと思わせるだけの「売れるビジネス」の形を作っていないため、まずは買い手として手をあげないことが多い。買い手が買いたいと思うような事業でない限り、M&Aは難しいということになる。

バトンズが広げるこれからの事業の可能性

廃業せざるを得ない会社は、跡継ぎが見つけられないことで悩むケースが多く、パートナーとなっている士業事務所や金融機関も事業継承のノウハウを持っているケースはそれほど多くない。この点、バトンズでは新たな展開の可能性を考えている。 今までバトンズではインターネットを使って事業継承のマッチングサービスを展開してきたが、さらに取り組む点として、事業継承の実務を担う側の育成をあげている。ビジネスのバトンを渡すためのサポートには、よくも悪くもその企業を知る経営のプロである士業事務所や地元密着の金融機関の協力が欠かせないといえる。それらの士業事務所や金融機関への教育活動を強化し、事業継承のノウハウを伝え、今までつむいできた貴重な商いを廃業させない仕組みづくりを広げたい考えだ。 加えてできる点として、廃業を考えている経営者への事業継承の啓もう活動だ。経営者はその生業のプロであって、ビジネスの継承に関する知識は少ない場合が多い。だが、自分が大きくしてきた仕事への愛着はあるため、継承してくれる適切な存在は探したいと熱烈に願っているし、事業継承が行われる過程についても知りたいと考えている。その願いをかなえるべく、セミナーを開催したり、インターネット企業の強みを生かして、自社メディアでの啓発活動を強化していくようだ。 このような活動を通し、ビジネスのバトンを渡すことは当たり前の出来事で、いつでもどこでも自由にできることを提示し、固定概念の壁を壊すべく発展していく模様だ。

日本の跡継ぎ不足問題が大きくなり、親の会社を子供が受け継ぐのが当たり前という時代は終わってしまうのかもしれない。そのため、貴重なビジネスを存続させていくためには、さまざまな工夫が求められる。さらに経営を引き継ぐプロの存在も欠かせない。その点、インターネットでのオンライン事業継承マッチングサービスを展開しているバトンズは今後大きな役割を果たしていくことが考えられる。売り手と買い手とのマッチングサービスだけでなく、経営を引き継ぐためのプロを育成する取り組みを進め、経営者へのバトンタッチの情報も提供しており、これからの展開に目が離せない。

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