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Fin Tech系スタートアップ【タイムバンク】が「時は金なり」を現実に!

Fin Tech系スタートアップ
【タイムバンク】が
「時は金なり」を現実に!

それぞれの時間を有効活用するために誕生したタイムバンク。画期的なビジネスとして著名人から将来有望な若者まで多くのユーザーが登録し、利用している。投資対象としてのユーザーも多く、幅広いニーズに対応できるビジネスサービスである。

タイムバンクとは読んで字のごとく、時間の銀行のことだ。時間を預けることにより利息が付き、世の中の流れによっては元本より少なくなることもある。そのため、株式市場のような面白さがあり、投資目的で利用する方も少なくはない。 基本的なシステムは時間を預けて切り売りするユーザーと、預けられている時間を購入するユーザーとに分かれる。売り手ユーザーには技術者や学者、タレントなどの著名人が多く、それぞれの持つ技術やノウハウ・芸などを披露・伝承するためにタイムバンクに登録するのだ。買い手はそれぞれの都合に合わせて購入し、あるいは転売する。ここにさまざまな差益が生れ、ビジネスが成り立つのである。

タイムバンクはどんなサービス?

「時は金なり」とは古くからの諺であり、ほとんどの労働力は時給計算されてきた。しかしながら、時給として計算されるのは会社や行政などの組織に属する給与所得者に限られた話で、フリーランスや自由業の方には無縁のことだった。そこに目を付けたのがタイムバンクである。

フリーランスの方の特化した技術、あるいは経営ノウハウを持つ実業家など、時間があってないような方々の隙間タイムを時給換算して、そのノウハウ普及の為の橋渡しをするサービスだ。というのは、時間という概念がすべての生き物の尺度でありながら、同じように過ごす方は少ないからである。 世の中には閑暇な人もいれば、多忙な人もいる。例えば、ある同じ期間において、ある技に特化した人のわずかなすきまタイムが他の人にとって非常に有益となることもあるのだ。

売り手は技術を提供し、買い手は売り手のその時間を有効に利用する。ここに時間の売買契約が成り立ち、利用者が多ければ多いほど売り手の時給は跳ね上がり、一種の投資売買のような市場ができ上がるのだ。 時間を提供するのは技術者ばかりではない。ベンチャーの起業家やアスリート、芸能人なども多くタイムバンクのスタートアップに係わっている。利用者の中には単なる投資目的の方も少なくはないが「時は金なり」の諺どおり、ある分野に特化した専門家や起業家にとっては有効なセールス方法だ。また、買い手による投資は技術提供者への期待の表れでもあることを忘れてはならない。

時間の売買の流れ

タイムバンクにおける利用者には買う方と売る方があり、登録しておけば誰でも利用できる。ただし、売る方は技術者や実業家、あるいはタレントや学者・アスリートなどの著名人や一芸に秀でた方が多く名を連ねている。なぜならば、タイムバンクには審査があり、ある一定基準の偏差値を満たさなければ登録できないからだ。確かにそれなりに秀でたものを持つ方でなければ、その時間に買い手はつかないだろう。

自分の時間を売るためにタイムバンクに登録した方は、その範囲内に何ができるかをアピールする。それは確実に買い手のつく、売るに値するすきまタイム。例えばビデオチャットによるレクチャーやテレビ電話による技術指導、あるいは現地に移動しての講演やライブだったりするのだ。タイムバンクは、売り手にとってまさに「時は金なり」を現実化した時の銀行である。

一方で、買い手にとっても有効なことは間違いない。実際にチャットに参加して聴講する方はもちろん、イベントのプロデューサーとして著名人と契約を結び、さらに広く参加者を募り、利益を得る方も少なくないのだ。イベントの成功によりニーズはさらに高まるだろう。 仮にスケジュールの都合が付かなくなり、せっかく買った有名人の時間を有効活用できそうにない場合には、転売するという方法も選択できる。これもまたタイムバンク利用の面白さのひとつである。転売するタイミングにもよるが、場合によっては大きな利益を生むこともある。

投資対象としても注目されている

せっかく購入した多忙な著名人の貴重な隙間タイム。けれども他のイベントと重なったり、主催者に思わぬトラブルが発生したりして利用できそうもない、と諦めざるを得ないこともある。そのような場合には、その時間を売りに出せばよい。購入した時間が著名人のものであればあるほど高いニーズが見込まれ、売値が買ったときの値段を大きく上回ったりする。ここに思いがけない利益が発生することもあるのだ。

つまり、株の投機と同様、期待するタレントやこれから活躍するであろう著名人の隙間タイムを購入し、時価が上がったときに売れば立派な差益収入が見込めるのである。そのため、純粋なチャット参加や講演依頼だけでなく、投資対象としてタイムバンクを利用する方が少なくはない。 投資対象としての利用も株式市場における株主と同様だ。株主はその会社の株を購入することで会社を応援し、期待を寄せる。同じくタイムバンクの利用者も技術者やタレントなどの将来性に期待して、その隙間タイムを購入するのである。ある一定期間、保有するだけで価値が上がるわけだから投資対象として考えても魅力的なシステムだ。しかも、その根底にあるのは将来性豊かなタレントや技術者への先見の明と応援なのである。 タイムバンクではお互いに拘束感もなく、技術や芸を買うわけでもない。隙間タイムを買うという表現がピッタリのサービスが展開されているのだ。タイムバンクはまさに時間の銀行、保有期間によっては多大な利息が付く。

これからのフリーランスが仕事を獲得する手段になるかも!

タイムバンクは、フリーランスで仕事をしている方にとってはまさに渡りに船のサービスである。フリーランスでも著名な方、すでに実績の豊富な方は黙っていても仕事の依頼があり、高額の報酬を得ることができる。従来のその在り方が収入格差を生み、将来性のある技術者たちの自由な夢を阻害していた一面も否定できない。 タイムバンクでは著名人も将来有望な若者も一堂に会し、多くの人の目に曝されるのだ。そして、隙間タイムの売買が行われる。買い手にとって登録者の隙間タイムを買うことは投資に値する。登録者のスキルやプロフィールを見てその将来性に期待し、埋もれていた才能の発掘に醍醐味を感じる方も少なくはないだろう。

特にクラウドソーシングで仕事を受領されているフリーランスの方にとって時給はあってないようなもの。多くのフリーランスは自分で仕事を探し、応募し、ユーザーのニーズに合わなければ選に洩れるなどの憂き目に遭ってきた。運よく採用されても買い叩かれたり、幾度もの修正を余儀なくされたりすることもある。フリーランスの方が、労力に見合った報酬を得ることは稀であった。 そのようなフリーランスたちの嘆きを知ってか知らずか、現れたのがタイムバンクである。時給換算され、しかもニーズが集中すればするほど時給が上がり、それが実績につながるタイムバンクのシステムはまさにフリーランスの方のためのサービスと言える。フリーランスの実力が、より客観的な多くの目に曝されることによって、正当な評価を受け、能力に見合う報酬を得ることが可能になったのである。

タイムバンクとはまさに時の銀行。タイムバンクの貯蓄は株にも似て、保有する期間や手放すタイミングによっては大きな差益を生むことも少なくない。そのため、投資対象としてのユーザーが増えたことも確かだ。 しかしながら、タイムバンクの本来の目的は隙間タイムの有効活用。閑暇な隙間タイムをぬって何かを提供したい技術者と、ノウハウや技術のエッセンスを学び取りたいユーザーとの橋渡しをするために生まれたサービスである。 技術やノウハウは実績を積み上げるたびに付加価値を増し、それに見合う市場価格が決定され、逆に上手くいかなければ価格は下がるシステムだ。シビアである反面、実に公正なサービスと言える。

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