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就職活動における売り手・買い手|知っておきたいビジネス用語

就職活動における売り手・買い手
|知っておきたいビジネス用語

就職活動を行っていると「売り手市場」「買い手市場」という言葉が頻繁に出てくるが、これらはいったい何を指しているのだろうか。また、今は労働力不足が叫ばれ求職者有利ともいわれているが、ここでは本当の現状と対策にも目を向けていく。

売り手・買い手とは

就職活動をしていると、「今年は売り手市場だ」とか「買い手市場なのでなかなか採用がもらえない」などと聞くことがあるだろう。売り手・買い手という言葉は、就職を考える方々に大きな影響を与えるので、しっかり理解しておきたいものだ。

就職活動をしている際の「売り手」とは、就職活動をしている方、つまり求職者側を指す。求職者は会社に勤め、労働力を売ることで、お給料という対価をもらうことになる。その逆に「買い手」は、会社で仕事をする方々の労働力を買う、つまり給料を支払う企業側を指す。そう考えると、売り手市場ということは、労働力が不足していて仕事を求めている人に有利な状況である。

この場合は、求職者にとっては求人が多く、企業をじっくり研究して満足の行く会社に就職しやすいといえる。逆に買い手市場という場合は、労働力が足りているため、求職者がなかなか就職できない不利な環境である。この場合は、企業の出す求人に多くの求職者が集まることになるため、企業側にとっては優秀な人材をじっくり選ぶチャンスとなる。自身が就職活動をする際に、どちらなのかをしっかりと見極めておきたいものである。

就活市場の変化に取り残されぬよう注意

最近では、未曽有の人手不足と表現されることがあるほど、求職者に有利とされている。ニュースなどで報道されることがある通り、企業にとって大卒者の採用は難しいものとなっているのも事実のようである。

ですが、この話は少し複雑だ。確かに大卒者への求人倍率は全体的には高いものとなっているが、これは従業員300人未満の中小企業が倍率を押し上げているためである。逆に、従業員300人以上を含む大企業の求人での数値は高くなく、売り手・買い手を判断する基準となる求人倍率1.6倍を下回っている状況である。

また、就活ルールともいうべき採用や選考に関する指針が見直されたりと、就職を取り巻く環境は変わりつつあり、会社説明会や採用面接の時期が前倒しされる傾向にある。状況を総合的に考えると、就活市場の変化に取り残されないように注意が必要である。求職者有利と言う言葉を鵜呑みにせず、自己分析などやるべきことを計画的に行い、業界や企業研究にも力を入れ、説明会などへの参加を積極的に行って情報収集を怠らないなど、できることは何でもする努力が必要となる。

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