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カオナビの働き方|人事業務の効率化を図る会社自体の労働環境は?

人材データのクラウドシステムを活用し、マネジメントサービスで企業人事の効率化を提供しているカオナビは、自社においてもその手法を用いている。福利厚生や研修制度が充実しており、働きやすい環境を整えることで社員の能力を最大限に引きだしているのだ。

株式会社カオナビは、2008年創立、事業開始が2012年というかなり新しいスタートアップ企業だ。事業内容は名前の由来ともなっている「働く人の顔と名前を一致させる」、という理念のもと、人材データプラットフォームの提供を主としている。単なる人材マッチングにとどまらず、社内でのコミュニケーションの推進や労務管理、組織改善エンゲージメントなどをクラウドに行う画期的なシステムで、成長を続けている優良企業である。人材マネジメントのプロであるカオナビが、自社においてどのような働き方制度を採用しているのかについて見ていこう。

カオナビの労働時間は?

株式会社カオナビは、事業の柱として提供しているサービスが人材マネジメントによる効率化であるため、自社内での労務管理や福利厚生もきめ細かく、働きやすいと評判だ。定時の勤務時間は9:30から18:30まで、休憩は1時間と平均的である。通常の企業であれば定時きっかりに仕事を終わらせて帰るのはあまり現実的ではなく、残業があるのが当然という風潮があるかもしれない。

しかし、カオナビでは残業がほとんど存在しておらず、幹部を含めてほとんどの従業員が毎日19時前後までには退社している。子育て中の社員が三分の一を占めていることもあり、労働者の生活の質に配慮し、高い生産性を保ってもらう工夫の一環として残業を減らしているのだ。職種によって多少の違いはあるものの、所定の労働時間は先述のように1日に8時間であり、これに出勤日数をかけたものが月の所定時間となる。

カオナビでは、この所定内労働時間に対してプラスマイナス20時間の幅をもって各自で労働時間を調整できる制度をとっており、それぞれの都合に応じたフレキシブルな勤務が可能だ。これに加えて、年次有給休暇などの制度はもちろんのこと、結婚や出産、親族の死亡などでの慶弔有給休暇も申請すれば取得できる。前時代的な長時間労働から、生産効率の高い働き方へとシフトするという企業理念がこうした制度を支えているのだ。一人ずつがライフイベントに合わせて仕事のペースを作れるため、男女や年代に関わらず生き生きと仕事に専念し、最大限の能力を発揮できている。

カオナビの福利厚生は?

社員のモチベーションや、生活の質を高めて生産性と効率化につなげるという考えのもと、カオナビでは非常に充実した福利厚生が用意されている。年次有給休暇や慶弔休暇、各種の社会保険が完備されているのはもちろんのこと、ヘルスサポートも手厚いものが揃っているのだ。たとえば、インフルエンザ等の感染症に対する予防接種は、多くの場合自費で賄わなければならない。

しかしカオナビではこういった接種の、保険診療外の費用を会社が負担している。また35歳以上の社員を対象として、毎年の健康診断の際に人間ドックも行っており、女性社員には乳がん検診のサポートもある。カオナビでは「従業員とその家族の健康を大切にする」という健康宣言を出しており、これに則った多くのヘルスサポートが用意されているのだ。

他の福利厚生としては、副業がOKという点も注目に値する。就業規則によって副業にはある程度の制限がつくものの、社員の自主性向上とスキルアップ、視野を広げるなどの観点からかなり寛大に許可されている。仕事上の悩みを解消するために、毎月上司と一対一で話し合う機会を設けるという「1on1ミーティング」という仕組みもあり、社員のメンタル面に配慮がなされているのも特徴だ。このミーティングは必ずしも直属の上司と行う必要はなく、他部署の責任者と話し合うこともできる、非常にユニークなシステムである。人材マネジメントの企業だけあって、非常に従業員に対して手厚い福利厚生が用意されていると言えるだろう。

カオナビのユニークな取り組みは?

福利厚生の充実以外にも、カオナビは数多くのユニークな取り組みを行っており、従業員の働き方をさまざまな形でサポートしている。社員同士のコミュニケーションを促進し、職場環境を風通しの良いものにするために「またぎ飲み制度」というものがあるのだ。通常、職場の飲み会というのは同じ部署同士の親しい者同士で行われやすい。

しかし、異なる部門の社員と交流することで新しいアイディアが生まれたり、業務全体を俯瞰するなどのチャンスもあるのだ。そこで異なる部署をまたいだ社員との飲み会、「またぎ飲み」に対しては会社から一人当たり最大4,000円の補助が出るため、部署間交流が生まれやすい。

また、定期的に会社が主催するランチミーティング「ヨリアイ」が行われており、豪華なランチと社員同士の交流の場として利用されている。カオナビでは社内コミュニケーションだけではなく、従業員のスキルアップへの取り組みにも積極的だ。「ドウジョウ」と名付けられたコンプライアンス研修や業務に関する研修制度の他、「テラコヤ」と呼ばれる勉強会も開催されている。

テラコヤでは一方的に講師が授業を行うわけではなく、社員同士が意見を出し合い、アイディアを交換したりお互いに高め合う場として機能しているのだ。カオナビはIT企業としての側面も持っているため、従業員が常に最新のテクノロジーに触れ、スキルアップに励むことが生産性を高めると考えている。このような取り組みが事業の効率化と躍進を支えていると言って良いだろう。

カオナビではどのような人が働いている?

カオナビはそのサービス開始時から着実に業績を伸ばしており、これに伴って従業員の数も増え続けている。2014年度に11人だったのが翌年2015年度には33人、2018年度には138人となり、これからも拡大が予想される。そんなカオナビではどのような従業員が働いているのだろうか。

まず、男女比は男性55%、女性45%と非常にバランスがとれている。採用時の選考で性別による基準がないため、男女どちらであっても平等にチャンスが与えられているのだ。年齢で見ると、従業員の平均年齢は34歳ほどと非常に若い。これについても、年齢や経歴をそれほど重視せず、各自の専門性を大切にしている社風がうかがえる。20代の社員が26%、30代が53%、40代以上が21%という配分になっており、幅広い年代の人間が働いていることがわかる。自社開発のシステムを運用している企業らしく、職種では企画開発が28%、顧客サポートが24%と大きな割合を占めている。

在籍する社員の前歴はさまざまで、人材サービス業界はもちろんのこと、ゲームやSIerなどのIT系からも多く転職者が存在する。広告代理店や、まったく別業種の営業、飲食などからの転職組もあり、スキルとやる気のある人間には広く門戸が開かれている企業だと言って良いだろう。ちなみに服装も自由であるため、一部の営業職などを除けば各社員が思い思いの服を着て仕事をしている。経営陣も社員と同じ部屋で並んで仕事をするため、相談を持ちかけやすい環境だ。

人材マネジメントサービスのベンチャー企業として成長を遂げたカオナビは、自社内の従業員に対しても離職を防ぎ、生産の効率化を図るために非常に手厚い福利厚生を用意している。顧客企業の従業員管理を行うのが業務である以上、当然のことだが、非常に働きやすい環境になっているため、就活生にも人気の企業だ。働く人を大切にし、その自主性を重んじる企業だけに、明確な目的意識をもって仕事をこなすことが求められる。とくに家族と過ごしたり趣味を通じたリフレッシュで仕事の効率を上げるなど、自分でワークライフバランスをコントロールできる人材が求められるだろう。

今回紹介した会社

会社名 株式会社カオナビ(英文 kaonavi, inc.)
所在地 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7 AKASAKA K-TOWER 5階アクセス   Tel : 03-5775-3821 / Fax : 03-5775-3822
会社設立日 2008年5月27日
事業開始日 2012年4月16日
資本金 4億4,140万円(2018年12月末時点)
代表者 代表取締役社長 柳橋仁機 [役員紹介]

カオナビ公式HP(https://www.kaonavi.jp/より抜粋)

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