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ルームキーはスマホ!?IoTホステル「& AND HOSTEL」

最近何かと話題の「IoT」とは、モノがインターネットに接続され、制御する仕組みである。これまでインターネットはコンピュータ同士を接続するためのものであった。今ではテレビやデジタルカメラなどの家電がインターネットに接続されるようになってきた。インターネットはあらゆる「モノ」がコミュニケーションを取る為の情報伝達路になりつつある。

そんなIoTを駆使したホステルが「& AND HOSTEL」である。運営会社は「and factory株式会社」だ。
IoT領域には様々な企業が参入してきているが、これまでIoTを体験する機会は少なく、メリットを実感しているユーザーは多くない。「近未来のIoT」体験を発信することで認知度を高める働きをしている。

& AND HOSTELとは?

日本初のスマートホステルである。
そもそもホステルとは?と思うだろう。若い旅行者向けに安全安心で安価に提供することを目的とした宿泊施設の事である。シャワーやトイレが共同になっているが、ランドリーが付いているので、中長期旅行者にとってうれしい宿泊施設だ。稼働率は常に9割を超えており、その利用者の8割が海外からの宿泊客だそうだ。ただ、実際にIoT部屋を利用する9割は日本人である。
店舗によって状況は違うが、利用できる部屋の大半は通常のホステルで、2部屋がIoT部屋となっている。

IoT部屋でチェックインを済ませると、鍵の代わりにスマートフォンを手渡される。そのスマートフォンでIoTを操作するのだ。朝起きたら自動的にカーテンが開き、ナイトモードに設定すると電気は夜間灯に切り替わる。基本的な家電はスマートフォンで操作可能だ。

多数のIoTデバイスを集結させ、部屋自体がエンターテイメントの空間となり、宿泊自体が観光目的の1つになり得る可能性を秘めているのである。

& AND HOSTELの可能性

IoTホステルを開業することで社会全体へ良い影響をもたらしている。

  • 日本におけるIoTの技術力を世界に向けて発信するプレゼンの場として使われている。
  • IoTデバイスの実験と開発
  • プラットフォームの構築と改善

2016年8月「& AND HOSTEL FUKUOKA」を出店する際に、クラウドファンディングで資金調達を実施、目標額100万円をわずか9分33秒で達成させた。社会的に見ても関心が高いのが判る。IoT部屋の宿泊客の中には、IoTを研究開発している同業者も多く泊まりに来るようだ。

対応していない機器もIoT化することで管理しやすくしている。例えばランドリーの洗濯機だ。古典的な方法だが、振動を感知するセンサーを設置し利用状況を管理している。ほかにもバッティングしやすいシャワールームもその一つだ。シャワールームのドアノブにBluetoothで通信する機械を取り付け、鍵のロックを感知すると同時にリアルタイムで感知されている。

全世界で数百億のIoTデバイスが流通しているが、こういった取り組みから新しいIoT技術や製品が生まれていくのだろう。ただ現状で言うとIoTが実際の生活に反映されてきているかと言われるとそうでない。それはコストが高い事が問題と言われている。2020年のオリンピックに合わせて宿泊施設が増加していく傾向にあるが、IoTを駆使した宿泊施設はまだまだ少ない。「AND HOSTL」が新しい型の宿泊施設を提供し、これが世界基準となっていくだろう。

企業名  and factory株式会社

代表者  代表取締役社長 小原 崇幹

社員数  71名

設立日  2014年9月16日

所在地  東京都目黒区青葉台3-6-28


https://andfactory.co.jp/value/

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